うつそみの、人なる我や、明日よりは、二上山を、弟(いろせ)と我が見む (万葉集・大伯皇女 )
うつそみの、人なる我や、明日よりは、二上山を、弟(いろせ)と我が見む (万葉集・大伯皇女 )
左側が雄岳、右に雌岳、手前に屯鶴峯奇岩。中央に巨大盛土(産廃ピラミッド)
金剛生駒紀泉国定公園 にある「二上山」は古より太陽信仰、浄土信仰の聖地であり、万葉集にも詠まれてきました。また都市近郊の自然豊かな山として市民、登山者の憩いの場です。その大切な山の姿が大規模開発で破壊されています。採石によって山は崩され、大規模な産業廃棄物中間処理施設がつくられ、採石場の跡地に産廃を処理した「再生土」が巨大なピラミッドのように積み上げられています。
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清流だった竹田川、いまは水生生物の姿もなく、川底にはヘドロが
二上山のふもと、産廃処理施設周辺から流れる竹田川は奈良県香芝市を横断し葛下川に合流、そして大和川となり大阪湾にそそいでいます。川ではガーネット掬いなど、夏になると親子連れがあそぶ姿が見られます。川の様子が激変したのは2018年頃。水が泡立ち川底にヘドロがたまり、そして水生生物の姿が消えました。田んぼの稲が枯れるという深刻な事態も発生し、周辺の住民から不安の声があがりました。
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産廃中間処理施設は全国有数の1日6256tを処理。全国から産廃を集めています
巨大盛土の正体は全国から集めた汚泥などの産廃を処理(造粒固化)した「再生土」です。処理量は年間100万トンにものぼり、私たちは処理されたほぼ全量が二上山に積み上げられていると考えています。その総量は東京ドーム5~6杯になると推定。二上山が事実上の最終処分場化しています。この再生土には重金属類が含まれており、溶出すれば深刻な環境汚染を引き起こす危険性があります。
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10月17日に開催を予定しております「二上山連続講座」につきまして、講師変更のご案内とお詫びを申し上げます。
登壇を予定しておりました松田度(まつだ わたる)氏より、一身上の都合により辞退のご連絡がございました。開催までの日数が限られていることから中止を避け、急きょ山口英雄氏(やまぐち ひでお)へ講演を依頼いたしましたところ、快諾をいただくことができました。
山口氏は歌人・郷土史家であり、二上山の地元である穴虫西の自治会長も歴任された方で、歌集や古代史・郷土史に関する著書を多数上梓されています。もともと第2回目の講師としてお招きする予定でしたが、今回くり上げてご登壇いただく運びとなりました。
開催直前のご連絡となり、ご迷惑をおかけいたしますことを深くお詫び申し上げます。
皆様のご出席を心よりお待ちしております。
二上山の自然を愛する会 運営委員会
日時 2026年10月17日(土) 午後2時~
場所 香芝市ふたかみ文化センター 2階会議室
講師 山口英雄(歌人、郷土史家)
入場無料
・日時 2026年12月5日(土)
・行程 山道を往復90分程度
・参加者 15名程度
・申込期限 11月30日
・集合 10時 太子町率総合スポーツ公園駐車場
9時30分 二上駅北側(近鉄大阪線) 二上山駅(近鉄南大阪線)
※車での送迎。駅集合の場合はその旨を事前申込時に申込要
・雨天時 前日17時の時点で太子町の降水確率が50%以上の場合は中止
産廃ピラミッドのすぐ近くで火山により形成された「柱状節理」を確認しました。二上山の貴重な自然(地形)であり、その保存、保護が重要で急がれます。→「産廃ピラミッド近くで柱状節理」
竹田川の流域8箇所で「電気伝導率」を計測する水質調査をおこないました。検査結果は産廃処理場周辺の汚染度がかなり高く、下流に近づくにつれ希釈されていく状況が確認されました。→竹田川流域水質(電気伝導率)調査
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