二上山のふもと、産廃処理施設周辺から流れる竹田川は奈良県香芝市を横断し葛下川に合流、そして大和川となり大阪湾にそそいでいます。川ではガーネット掬いなど、夏になると親子連れがあそぶ姿が見られます。川の様子が激変したのは2018年頃。水が泡立ち川底にヘドロがたまり、そして水生生物の姿が消えました。田んぼの稲が枯れるという深刻な事態も発生し、周辺の住民から不安の声があがりました。
「二上山の自然を愛する会」は、竹田川の定期的な水質検査をおこなっています 。かつては澄んだ流れで市民の憩いの場だった竹田川ですが、2017年頃からヘドロや泡立ちが確認されるようになりました 。これは二上山北麓にある産業廃棄物処理施設や、その産廃を処理して生成されている再生土を用いた巨大な盛土からの排水による汚染が原因と考えています。
会は奈良県や香芝市に対し、住民の安全を守るための定期検査の実施を強く求めてきましたが、行政による対応は不十分な状況です 。本来、河川管理は行政の責務ですが、汚染の実態を市民に広く知って頂き、問題を共有するために、関係者へ配慮した上で検査結果をホームページで公開することにいたしました 。
なお、この取り組みの一部は「奈良県勤労者山岳連盟」と共同で実施しています 。
会の水質検査のなかで特に「汚染(COD値)」がひどいものを抜粋したものです。清流で数mg/l、一般河川で5mg/l、かなり汚い10mg/l以上です。詳細は下の「検査データ」を参照してください。